謝肉祭

 「日本の子どもに日本の踊りを」という「民舞教育」が数十年、全国各地で実践されています。私も東京出身ながら、小学校で中野七頭舞を教わりました。その際に配られたプリントには
「岩手県の小本地方に伝わる芸能で、黒森神楽のシシトギジンをもとにしています」
といったことが書かれていました。
 当時、近所の図書館などでいろいろと調べてみましたが、まず「小本地方」というのがわからない。そして「シシトギジン」と言うのはいくら調べても出てこなくて、近い名称としては銀鏡神楽の「シシトギリ」が出てくるばかり。
 シシトギリの写真があまりにも印象的で、しばらくは「七頭舞といえばイノシシの頭」というイメージを持っていました。そして、岩手の芸能には鳥獣をお供えする謝肉祭のようなものがあるのかなあ・・・というイメージも。

 後日、「シシトギジン」が「シットギジシ」の誤植だということを知りました。こういった誤植、いまの教育現場ではしっかり訂正されていることを願うばかりです。
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 盛岡市小屋塚では、越年の行事に女児が牛を炙る習慣が伝わっています。

 by げんぞう 
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by torira | 2011-12-10 21:05 | 年中行事 | Comments(0)

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