梅笛のはなし

鵜住居虎舞の笛担当の方から「使っているのは梅で作った笛」とお知らせ頂いた時には信じられませんでした。梅で作った笛なんて聞いたことないぞ!

昨日その笛を見せて頂きました。丁寧に塗装されているので外見からは材質の見当がつきませんが、ちょっとだけ音を出させてもらうと、柔らかい丸い音がしました。
しかしなんて酔狂な、、と思っていると、別の梅の笛が取り出されました。
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震災後に生まれた支援の輪から群馬県渋川市との交流が生まれ、その中で寄贈された梅笛だそうです。これがデカい。下の資料はA4判ですので大きさがおわかりかと思います。
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「渋川山車まつり」として有名な群馬県渋川の祭りのお囃子に使われるのは、樹齢50年を越える梅をえぐって作られた笛だそうで「梅笛保存会」も組織されています。
そんなメジャーな存在とは知りませんでした、梅笛。
この笛は大きさに比例して「三里響く」音が出せるのだそうです。むろん吹くにはそうとう肺活量がないと。(最近練習してないので反省をこめて‥)

渋川の祇園山車祭りは17世紀半ばに始まり、明治時代には高さ9〜10メートルの山車を作るまでになっていましたが、どこの町も同様、電線が引かれるようになって小型化していきました。

山車屋台と言えば、南沿岸の芸能のほとんどが豪華な山車屋台を持っていました。
釜石の裏通りにあった山車屋台の一部。
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いつか修繕することを考えてここに置かれているんだろうな。

 by.事務局MA
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by torira | 2011-12-09 22:01 | お役立ち情報 | Comments(4)

Commented by ITOU at 2011-12-10 08:49 x
つくり方どうするんでしょうね?知りたい・・・・・・・・・
Commented by 事務局MA at 2011-12-10 20:52 x
鵜住居流:生木のうちに芯を抜いて乾燥させ、それから歌口や指穴を開ける。
渋川流:乾燥させてから二つ割りにして中をえぐり、それをしっかり合わせる。
どちらにしてもびっくりな作りかたです。
・・・ちらっと伺っただけですのであまり突っ込まないでください。
Commented by 笛吹きオヤジ at 2011-12-11 11:12 x
昨日、北上の復興支援民俗芸能フォーラムにて
橋本先生の講義と懇親会では先生と多分HN・ITOUさんとお話が出来て良かったです。
特に鵜住居虎舞さんの現状が良く分かり早急にお手伝いが必要なことが良く分かりました。
今回の集まりでネットワークが少しは奥行きのあるものになったのではないかと思います。
橋本先生の講義の中の「助けてください」というある芸能団体の言葉が心に突き刺さりました。
Commented by 事務局MA at 2011-12-11 21:24 x
笛吹きオヤジさま
笛ではご支援をお申し出頂き、感謝しております。
ITOUさんとお会いになったんですね?笛師お二人が語らう光景を想像して楽しませて頂きました。
どの町の芸能も環境が整うまで時間がかかっています。今後とも気長に応援をお願いします。

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