水と権現様

大船渡市盛町にある第三浄水場。
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3月11日、地震で電源が落ちると同時に自家発電に切り替わり、津波後も給水が可能でした。
全国から応援に駆けつけた市町村の水道課職員の方々、自衛隊などがここから水を積んで遠くは陸前高田市まで給水に走りました。曲がった外灯は震災の痕跡でしょうか。レトロな姿ながらお話を聞いたあとでは頼もしく見えてくる建物です。

ここにお勤めの鎌田さんは大船渡町の明土(あくど)町内会の方です。お正月には子ども達に権現様を持たせ、家々をまわるのが習慣でした。加茂神社の五年祭の時には、地ノ森権現に続くポジションでお通りを勤めていました。今年がその五年祭に当たり、ちょうど練習を始めていた矢先に3月11日を迎えました。

大震災によって一帯には建物がほとんどなくなってしまい、130世帯あった住民は今15,6軒が残るだけで多くが移転してしまったため、明土町内会は話し合って解散しました。

「でも私たちは権現様だけは残すことに決めました。権現様の修繕に時間がかかるので来たるお正月の権現様は無理ですが、その次のお正月はやるでしょう。4年後の加茂神社大祭を本格的な復活の目標にやっていくつもりです」。
鎌田さんが現状を教えてくださいました。
明土は上山から須崎川のせまい地域になります。よそ者にはちょいとわかりにくいのですが、ここらへんでしょうか?
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大船渡町笹崎公民館にあった団扇。
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橋爪権現と幕に文字が入っています。教えて頂いたところでは、明土あたりの会社の権現様だったようですね。

華やかなことで知られる加茂神社の五年祭の画像をお持ちの方がいらっしゃいましたら、どうぞお寄せ下さい。

 by.事務局MA
とりら 岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金
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by torira | 2011-11-28 18:07 | 東日本大震災 | Comments(1)

Commented by torira at 2011-11-28 20:32
okuderazakiさんのブログに、明土町内会の権現様画像や加茂神社五年祭の動画が紹介されています。
こちらからどうぞ。
http://okuderazeki.at.webry.info/201111/article_28.html

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