虎のお正月

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「千里行って千里帰る」と言われる虎にちなみ、虎舞は漁師さんたちが無事帰宅するようにという願いを背負って踊られます。
そんな彼らはどんなお正月を過ごしてきたのでしょうか?

釜石市の鵜住居虎舞では、大晦日の夜に地元の神社に集まり、日付けが変わると同時に虎舞を奉納なさってきたそうです。
同じく釜石市の両石虎舞は、浜辺で新年の朝日を拝みながら踊るそうです。
この習慣はそう古いことではなく、両石虎舞では24年前の寅年のときに「虎にちなんで踊ろう」と始めたとか。奉納の機会が多くないので、踊る機会を作りたい気持ちもあったのだそうです。

しかし来年はどうしようか‥。
鵜住居虎舞の代表の方は「壊滅状態の町は真っ暗で信号もなく、冬の夜中に神社まで行けない」とおっしゃいます。彼は3月11日、職場の屋上に逃げて助かりました。真っ暗な中、寒風にさらされながら過ごした夜は非常に寒く不安だったとおっしゃっています。

釜石市中心部と一線を画す鵜住居地域は、長い歴史を持つ漁業の本場です。ここには独自の祭りと芸能があり、両石虎舞、片岸虎舞、鵜住居虎舞は交流も深いとお聞きしました。

昨日は両石虎舞と鵜住居虎舞にお会いしましたが、どちらも悩みは衣裳道具の保管場所、そして集まって練習する施設がないということです。
せめて仮置きの物置を買いたいが借りられる土地がない、など課題は簡単ではありません。

とりら募金の範囲で出来そうな事として、両団体とも笛が足りないとのことで出来れば笛を支援したいです。ご協力をお願いします。
とりら 岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金
 郵便振替用紙に 「岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金」 と書いて下さい。
  口座番号02240-4-69271
  加入者名 ふるさと岩手の芸能とくらし研究会
   ※振り込み手数料のご負担をお願いします。
【問い合わせ】
 e-mail toriratorira@yahoo.co.jp

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by torira | 2011-11-26 12:59 | 東日本大震災 | Comments(0)

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