負けない神楽

今日は秋田県大仙市大曲市民会館で行われた「北海道・東北ブロック民俗芸能大会」を見て来ました。
個人的にも長い間お世話になって来た滝沢村の篠木神楽が県指定になり、この大会へ出演する資格を得て初の県外公演です!
f0147037_2229302.jpg
その篠木神楽の幕が上がったとき、「多くのご支援を頂きありがとうございます。岩手は震災に負けません」という横断幕が張られているのが眼に入りました。
そうでした、いち早く私に「沿岸の方たちに届けてね」と物資を持って来て下さったのは、秋田県の民俗芸能関係の方でした。後から義捐金も頂いたのです。秋田の皆さん&それを改めて思い出させて下さった篠木神楽の皆さんありがとうございます。「獅子舞」の大熱演はとても好評でした。

今回の会場のロビーには、全日本郷土芸能協会による「郷土芸能復興支援プロジェクト」の一環として、被災した芸能関係のパネル展示と募金箱が置かれていました。
その脇で私がとりらの募金呼び掛けチラシを配っているときに話しかけてこられた女性は、雄勝法印神楽のご家族でした。
震災以来秋田県に住んでおられるそうで、「秋田で雄勝の神楽が見られるとは思わなかった。帰りたくても帰るところがないもの、今日はうれしい」と涙ぐんでいらっしゃいました。

ご存じの方も多いと思いますが、雄勝法印神楽の方々は奉納神社ごと流されてしまうという絶望的な状況にも負けず、各地からの支援を受けながら少しずつ体制を整える日々です。
f0147037_22374562.jpg

「宝剣納め」は、鬼女を討ち取ってめでたしめでたしとなり、現実ではなかなか敵を見定めることの難しい私たちの気持ちをスッキリさせてくれる人気演目です。しかし震災一つに終わらない今の敵をどうやって対象化していったらいいでしょうか。

来年の「北海道・東北ブロック民俗芸能大会」は10月28日に山形県で行われるというアナウンスがありました。もう来年のことを考える時期に来てるんですね。

 by.事務局MA
[PR]

by torira | 2011-10-30 23:14 | 催しもの | Comments(0)

<< 御祝の交流を 虎頭の復活を試みる >>