美味いご飯を食べよう

石巻在住のコメ農家兼フリーライターである、自称NB(猫バカ)さんから新米を頂きました。100%ササニシキです。
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個人的に調査機関に依頼して精密検査を受けた結果、心配されたセシウムさんは「不検出」のお墨付きとなりました。

ササニシキの新米は、さわやかな味がします。米に「さわやか」は似合わない気もしますが、輝く米の1粒1粒の味わいが、なんだかきれいな水を飲んだときのような気持ちにしてくれるのです。
今年の石巻はご存じのように震災で大きく痛めつけられました。
津波に襲われたお住まい、田んぼは塩害の心配に加えて原発の影響、そしてTPP参加の問題と、不安要素がてんこ盛りな中で作られた大事なお米です。それを自ら運んでくださった米農家のNBさんに乾杯したい!加えて彼のブログで石巻の海の苦悩も知ってほしい。

民俗芸能好きにとっても今は大事な時です。
これまでも「コメ作っててはメシが食えない」という冗談のような会話が交わされて来ましたが、いまTPP参加が決まれば「おらほで作った米」というものが成り立たくなり、つまるところ「おらほの神楽」が消える結果になります。
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このあたりについては、管理人げんぞうさんが「みちのく芸能ごよみ」の掲示板に「TPPと岩手の民俗芸能」と題して詳しく解説して下さっていますのでぜひご一読ください。ちょっと怖いお話ですが知っておくべきことでしょう。

私が時々思い返す「国譲り神話」と呼ばれる神話があります。高天原の神々が出雲の国に「国をよこせ」と迫り、最後には武力で脅して支配権を得るという話です。
出雲の神である大国主は「おとなしく国を譲るか戦争したいか?」と脅され、「息子の(ということになっているが託宣の神とも言われる)事代主に聞いてくれ」といい、これを受けて事代主は「了解した」と返事して入水した、というエピソードです。
流血の事態になるよりは、と主権を譲渡した気持ちはいかばかりだったろうか、と、青柴垣神事のお祭りからその場面を想像するのです。

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事代主は恵比須神と同一視され、ことに沿岸では海幸を呼ぶ恵比寿舞が喜ばれます。
あー新米とカキフライ、阿房宮の酢の物、芋の子汁なんてメニューがいいな!

 by.事務局MA
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by torira | 2011-10-27 22:15 | お役立ち情報 | Comments(3)

Commented by 阿部武司 at 2011-10-28 20:41 x
このブログをそのままFacebookやTwitterにボタン一つで遅れると便利なんだがな・・・もっと多くの人に見てもらいたい内容が多いから
Commented by kawa-usso at 2011-10-29 01:39 x
早速お召し上がりただき感謝にたえません。
おいしいごはんと芸能がいつまでも続きますように。
と思いながら、地元新聞のシリーズを終えつつあります。
のちほど後半3回を、事務局様にまとめてご送付申し上げます。
ところで本文中「みちのく芸能ごよみ」のリンクが切れていますね。
URLに余計なものがついているみたい。
サイドバーからはつながりますが。
Commented by 事務局MA at 2011-10-29 08:15 x
kawa-ussoさま、
リンクミスのご指摘ありがとうございました。さっそく訂正いたしました。
これから朝飯。我が家は新米ご飯にネギと豆腐の味噌汁と行きたいと思います。お椀は年季が入ってきた浄法寺塗りです(自慢)。またオメデタのはんにゃ子もそろそろ登場かな。

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