くるり×細野晴臣 東北ツアー

一般発売は10分で完売という大人気のチケットが直前になって手に入った(ありがとうMさん)ので行って来ました。くるりは夏に青森、福島、山形をまわったので、今回それ以外の宮城、岩手、秋田に細野晴臣との対バンツアーで来てくれたのです。

最初に出て来た細野晴臣が、のっけから「盛岡、良い街ですよね」とリップサービスでびっくり。細野は盛岡で唄ったことないのでは?‥と思ってると「去年の今頃、三陸沿岸を車借りて、釜石から羅賀(田野畑村)まで、ずーっと走ったんですよ。その風景が変わってしまったのかと思うと、見たいような見たくないような」とおっしゃったのには再度びっくり。レンタカーの手続きをしてる細野さん、想像すると感動です。

私は今年の正月に八戸から電車に乗ってずーっと沿岸を下って宮古まで行きました。とてもきれいに晴れた日で、青い海を見ながら楽しい鉄道旅行をしたのでした。北リアス線の車内には島ノ越など沿線の子供たちが描いた絵が貼ってあり、良いアイデアだなと思って「がんばれ三鉄!」と心の中でエールを送ったりしました。それが今は、です。
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会場はオールスタンディングで文字通り立錐の余地もない状態だったけど、盛岡で細野晴臣が見られる(聴ける)とはなんと幸運なこと。
何曲か歌った後に、「『放射能』という曲をやります」といってクラフトワークの名曲を、ハワイアンのようなアレンジで披露してくれました。そうか、日本語のタイトルは「放射能」だったんだ、と今更気づいたり。最後は松本隆が詞を書いたはっぴいえんどの「しんしんしん」という唄を歌いましたが、「誰が汚した 誰が汚した」と終わる意味深な選曲でした。
マンドリンとボトルネックギターで細野さんをサポートしていた、やたら上手いイケメンは誰だろう?と思っていたら、なんと高田漣でした!一度見て(聴いて)みたいと思っていたので得した気分!

肋骨を折ってらっしゃる細野晴臣も本来の声ではなかったけど、くるりの岸田くんもちょっと体調悪いみたいでした。
でもやはり良い声です。皆食い入るように聞いていたね。岸田繁はオフィシャルサイト内の日記で「僕はこのかたずっと東北地方を偏愛している」と書いてくれたんだそうです。今回もじゃじゃ麺冷麺、お得意のリベット打ちのバスや鉄道(釜石線はJRですぜ)の話題で楽しませてくれました。特にそういう話はしないけど気持ちが伝わってきます。アコースティックでじっくり聞く「男の子と女の子」や「薔薇の花」の歌詞は今の状況から深読みして聞いてしまいました。

今日は彼らは秋田まで行って温泉でのんびりしてるみたいです。そんな画像がこちらから見られますよ。

 by.事務局MA
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by torira | 2011-09-03 23:47 | 催しもの | Comments(4)

Commented by 京鹿 at 2011-09-05 01:27 x
まさか細野さんと岸田くんの名前がここにあがってくるとは(すいません超偏見)
更にはクラフトワークに蓮くんの名前まで、、、
その蓮くんを昨夜京都のイベントで見ました
いしいしんじさんと大友さんと一緒に
そのイベントに出ていた二階堂和美ちゃん
彼女こそが東北で今一番歌ってほしい人です
同じくイベントに出ていたオールタイチくん達は今日から東北ツアーらしいです
なんか嬉しくなります
Commented by 事務局MA at 2011-09-05 22:02 x
高田漣さん、新幹線が台風の影響で遅れて秋田のライブに間に合うかハラハラしたみたいでした。お父さんの渡さんは、かつて私がバイトしていた店にライブしに来たりしてました。早い時間から一人黙々と‥呑んでいたっけ。京鹿さんもまたどうぞ東北へいらしてください。
Commented by ナニャドヤラ大全集 at 2011-09-06 23:23 x
くるり×細野晴臣観たんですか!いいなあ~
んで、事務局MAさんは高田渡も間近でみてたんですか!いいなあ~
中津川べりフォークジャンボリーで高田渡さんのライブを一度だけ観たことがあります。亡くなる前の年あたりじゃなかったかな?
そういえば、今日の岩手日報に、沿岸の民俗芸能支援の記事がかなり大きく取り上げられてましたが、一面の風時計に高田渡さんのことが書かれてましたね。今日のおやすみミュージックは高田渡にしようかな。
Commented by 事務局MA at 2011-09-08 22:12 x
ナニャドヤラ大全集さま、高田渡の音源をお持ちなんですか?お若いのに「太鼓叩いて30年」のキャリアはすごいと思っていましたが、そこだけではなかった。皆さん隠し球もっていて楽しいですね。

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