一箱古本市専用

盛岡のふだんのくらしを綴る雑誌「てくり」さんが行った本のイベント「モリブロ」。震災後初めてのまとまったイベントになり、たくさんの方が息抜きを兼ねていらっしゃいました。
私たちの「とりら古書店」も、5月15日の「一箱古本市」に参加させて頂き、結果なんと売り上げ賞と特別賞を頂戴するという思いがけないプレゼントを頂きました。

特別賞は、「一箱古本市」の創始者であるライター&編集者:南陀楼綾繁(ナンダロウアヤシゲ)さんが「印象に残ったお店」としてご指名下さったのです。賞品として御著書の「一箱古本市の歩き方」(光文社新書)と、〝一箱古本市専用の本箱〟を頂きました。
アヤシゲさんはこの〝専用本箱〟について、「特注品なので発送がいつになるかわかりませんが楽しみにしていてください」とニコニコしながら約束してくださいました。それが昨日届きました!
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すごく良く考えられた〝本箱〟です。「店名」を付けるパーツがあり、小引き出しがあり、「台」もあります。梱包の箱も含めるとけっこうな〝店舗〟ができます。これが畳むと一箱にまとまっちゃう。面白い!うれしいなあ。盛岡市内の方なら無料レンタルしますよ。
関係の皆様に改めてお礼を申し上げます。
一箱古本市、25日(土)は仙台市、26日(日)は会津若松市で行われる予定。<詳細ブログ>

そして小説「黒い雨」。リアルではあっても必ずしも暗くて重い雰囲気ではないのが井伏鱒二の力量です。「芒種」の日には農具の手入れをする風習や、一口昔話など民俗的事象がちりばめられている点も興味深い。
映画「黒い雨」は市川崑監督が真っ向勝負で撮った、井伏鱒二より体温は高めな力作です。田中好子:スーちゃんの熱演が有名ですが、北村和夫はじめ豪華名優が勢揃いでぜいたく感すらあります。ここに出て来る日本の家の美しさが忘れられません。室内はきちんと片付き、質素でも背筋を伸ばしたくなるような品のある空気が漂っていました。
今でも岩手の田舎に行くとこういうおうちがありますね。
おそらく福島にも同じような家がたくさんあったと思うのです。
がれきの街と被爆。原爆と原発、本質は同じだということを頭ではわかっていたのに。

 by.事務局MA
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by torira | 2011-06-24 16:04 | お役立ち情報 | Comments(0)

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