鹿角物語

鹿の角のお話です。
被災した大船渡市の鹿踊りは、鹿頭にホンモノの鹿の角を使っています。太鼓と装束を流された今、それを作り直す上では鹿の角をどうやって調達するかが難しい。鹿の角を専門に売るところはありませんからね。

これをブログに書いたところ、京都にお住まいの写真家いしはら ともさんから、鹿角を提供しましょうという思いがけない申し出を頂きました。
いしはらさんは「宮城と岩手と愛媛の鹿踊りに魅せられて」年に2,3度は東北にいらして写真を撮りためておられたそうです。
鹿角は、農家や猟師の知り合いから集めたものを今月末から始まるご自身の写真展で飾り、その後に岩手に送って下さるというのです。
驚きと感激のご提案です。
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「東北∞しか-いしはらとも写真展」
  2011年6月27日(月)~7月3日(日)10:00~16:00
  法然院 講堂  京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30 

さらに、大阪の国立民族学博物館の方とそのパートナーの「ラディフィ」さんのご尽力により、兵庫県丹波市の鹿肉加工業者さんから御厚意をもって寄付して頂けることになりました。
すごくないですか、これ?
今、民博の某研究室はこんな事になってます!
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お料理と食文化をライフワークとされるラディフィさんのブログに経緯がわかりやすくまとめられてありますのでご覧下さい。

ここまで来ると気になるのは、大船渡以外の沿岸の太鼓踊り系鹿踊りです。
被災されて新たに鹿角をご希望の団体さんはいらっしゃいませんか?
あれば遠慮なくご一報ください。

 by.事務局MA
「とりら 岩手三陸民俗芸能の応援募金」にご協力をおねがいします。

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by torira | 2011-06-19 20:47 | 東日本大震災 | Comments(2)

Commented by 阿部武司 at 2011-06-20 06:45 x
すごいね。全国的に呼びかけることが可能性を広げますね。感謝です。鹿踊さんの喜ぶ顔が目に浮かびます。
Commented by 事務局MA at 2011-06-22 00:44 x
けっこうな数の鹿角が岩手に来たら、どちらに一時滞在して頂こうかと頭をひねっていたところへ、これまた思いがけないボランティアがありました。でかくて安全な収蔵庫が門戸を開いて下さいます。うれしいなー。

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