前髪をはらう

 盛岡市の大ヶ生山伏神楽では、シャガマ(毛ザイ)の前髪を手ではらいのけるしぐさがあります。この所作、他の神楽ではあまり見られません。鳥兜のシコロを跳ね上げる際に似たような動きをする神楽はたくさんありますので、大ヶ生山伏神楽はそれをシャガマに取り入れたのだろう・・・というのが私の見解です。

 しかし、この動きがなかなか思うように格好つきません。色々な団体で鳥兜のシコロを跳ね上げる動きを見ていても、サマになるもの、惜しいものなど色々です。どうも、「顔の近くから斜めヨコ上方に跳ね上げる」という動きが、つくりにくいらしいのです。跳ね上げる際の手の軌跡というよりは、始点(跳ね上げる前)と終点(跳ね上げたあと)の構え…特にヒジの張り具合がポイントのようです。どうしてもヒジが内側に入ってしまいがちなんです。

 その点、ゲルギエフはすごい。
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 ※画像提供・撮影:ウチノメ屋敷 とち郎 様

 by げんぞう

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by torira | 2010-07-16 20:14 | 芸能 | Comments(0)

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