子供のたどる宿命

 北東北の修験芸能を見ていると、演目の途中で観客の子供が連れ去られるという場面に遭遇することがあります。「連れ去られることで、健康に育つ」というような言い伝えもあります。
 また、観客の財布やカバン・衣類などを演者が持っていってしまうというものもあります。持って行かれたものは後で返してもらえるわけですが、これも預けることでご利益があるといういわれがあるようです。
 そこには、異界を経験することによる死と再生、それを通しての生命力の強化がイメージされる・・・
e0179212_19321784.jpg

・・・というのは勝手ですが、まあ周りは子供が泣いて逃げ惑うところを楽しんでみているわけです。親もそれを目論んで連れてくわけで、誰も助けてくれる人はいません。

by げんぞう

[PR]

by torira | 2010-01-10 19:35 | 芸能 | Comments(4)

Commented by 一八 at 2010-01-11 20:40 x
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

本題とは違いますが
先日、大船渡市綾里の「野形七福神」に遅刻、急遽唐桑町「御先神社」例祭に変更。
参拝後、波穏やかな半島南端を散策中に、下記の「児置島」案内を見ました。

昔、この島で子供を遊ばせ母親は海藻採りに夢中になり、やがて海が荒れ島に近寄れず止む無く子供を島に置き去りにして引き上げ、再び潮が引いて島に行くと子供は無心に遊んでいたと云う伝説がある。と

波間の岩に遊ぶ子供の姿が気になりました。

唐桑名物の「はじき猿」を記念に帰路につきました。
Commented by げんぞう at 2010-01-11 23:07 x
縁起物があるおまつり、いいですね。

夏のお祭りに神楽奉納を見に行ったときに、クルマの鍵を落として泣きそうになったことがありますが、またぜひ伺ってみたいお社です。
Commented by sogno at 2010-10-28 07:21 x
はじめまして。岩手出身の神楽大好きおばさんです。
神楽で検索して、コチラに巡り会いました。
こんな素晴らしいブログがあったとは!!
岩手には実に多くの郷土芸能が存在するんだなあ・・
と驚いています。我が故郷の鵜鳥神楽しか知りません
でしたので、これからはコチラのブログで他の芸能も拝見させていただこうと思っています。
ところでとりら3号、鵜鳥神楽銅取、三上さんの記事が
とても気になりました。先日、ふるさと会でも
年季の入った味わいある太鼓を聞かせていただき、
一緒に写真も撮らせていただいたばかりなので。
完売したなんて、残念です!
Commented by げんぞう at 2010-10-29 23:51 x
ほとんど育児ネタばっかり、私げんぞうは書いております。
たまに芸能やお祭りのことも書きますので、今後ともご覧いただければ幸いです。
sognoさま、コメントありがとうございました。

<< 赤トラとシシ 待ちに待った小正月 >>