富根報徳番楽 鈴木舞

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 押しの強い舞や囃子もさることながら、実はその間隙をぬって掛けられる「語り」が武士舞の主役だと感じることがよくあります。概ね語られる中身は、武士が死へと転落していく様を描いたものです。

 今回は、もうひとつ大きな軸がありました。舞台シモテのおっちゃん。舞にあわせて、バシバシ舞台をはたき、「はぁっ」と大声をあげます。
 鈴木三郎もああやって床をはたいたのか、いや、そんなわけはない、しかしこうなっちゃうと、もうそういうことなんだろう・・・と、頭がぐらぐらしてきます。自分も一緒に舞台はたきたい。そんなことを感じているうちに、どんどん終末へと向かうのでした。

 by げんぞう
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by torira | 2009-11-30 22:26 | お役立ち情報 | Comments(0)

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