くずして真似て

 さんさ踊りには、「××くずし」という名称の演目があります。「剣舞くずし」「鹿踊くずし」といった具合で、つまりは剣舞や鹿踊をマネした踊りです。
 真似する演目というのは、さんさ踊りに限らず様々な芸能で見られます。少し変わったものでは、山伏神楽・大乗神楽の「真似三番」というものがあります。前半は通常の「三番叟」と同じようにおこなわれるのですが、後半で道化役が出てきて主人公のマネを面白おかしく演じます。しかし、通常の「三番叟」で主役がおこなっているのも、実は「翁」という別の演目のもどきです。
 「真似三番」がこのように二重のモノマネを含んでいるということはよく知られています。が、この他にもあんがい身の回りにはこういうものごとが多いのかもしれません。
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 幼児向け雑誌に掲載された広告。この「ハンバーガーやさんごっこ」のオモチャを紹介するコピーが「ほんものみたい!」という名言を吐いています。・・・「ほんもの」?

 by げんぞう

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by torira | 2009-10-25 18:44 | お役立ち情報 | Comments(2)

Commented by ぜんまい at 2009-10-25 21:13 x
七夕万灯まつりのお囃子を、「あ、さんさのまねっこだ」と、小さい頃は思ってたのですが、「七夕くずし」というように七夕のほうがオリジナルだったと近年知りました。ちなみに私は「石垣くずれ」に魅力を感じております。
Commented by 管理人 げんぞう at 2009-10-27 21:59 x
私も、とりら第2号に「『七夕くずし』の元ネタは、七夕万灯のお囃子」といった趣旨のことをかきました。が、七夕・虫送りなどの行事をいろいろ見てみると、「これこそが各地に共通の七夕・虫送りらしいスタイルのお囃子」というのがあるわけではなく、それぞれの地域にある別の芸能と似たようなお囃子であることが多いようです。具体的に言うと、例えばさんさ踊りの「七夕くずし」が七夕万灯を元ネタにしているのは間違いないとは思うのですが、「七夕くずし」という演目に限らず、さんさ踊り全般と七夕万灯のお囃子が似ているという面もある・・・ということなんです。これは、ただ「さんさ踊りが七夕万灯をパクッた」というだけでは説明できません。なんだかわけわかりません。

というわけで、ぜんまいさま、石垣くずれ情報ありがとうございます。あれもなかなか何がくずれたんだかわからないわけで、これまた難しいですね。

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