かしま

鹿島ちや 鹿嶋林のくつわむし
 なりをしつめて 歌の声きけ


 北東北の、あるシシ踊りに伝わる唄です。
 山伏神楽の「三番叟」には、

鹿島でならいし鹿島拍子

という一節があります。このように、芸能といえば鹿島なんです。

 「鹿島踊」というものもあります。

 鹿島踊といえば、白い装束に黒い烏帽子の人たち大勢で輪をつくる姿が思い出されます。扇を持った手がすばやく動くいっぽうで、全身を使う様子が見られない、独特の趣き。私自身は小学生のころに小田原のものを見たことがあるだけなのですが、多くの方は同じようなイメージをもたれるのではないでしょうか。
 英一蝶 作「鹿島踊図」の登場人物たちも「白い装束に黒い烏帽子」です。しかし、その数は3名。しかもこのうち一人は、上半身がない。いや、よく見ると「すごい前屈をしている後姿」なので、上体が見えないんです。そういえば、長えんぶりで藤九郎を後から見るとこんな感じかもしれない。あとの2人も、跳ねています。
 300年たつとずいぶん違うもんだなあ。

 by げんぞう
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「江戸文化シリーズ No.25
板橋区立美術館開館30周年記念
御赦免300年記念
一蝶リターンズ
~元禄風流子 英一蝶の画業~」

東京都板橋区 板橋区立美術館

2009年9月5日(土)~10月12日(月・祝)
※会期中、一部展示替えを行います。
 前期:9月5日~9月23日
 後期:9月25日~10月12日

午前9:30から午後5:00
(入館は午後4:30まで)

月曜日
(ただし9/21・10/12は開館し、9/24は休館)

一般600円
高・大生400円
小・中学生150円



 ※ポスターやチラシになっているのは「布晒舞図」。鹿島踊ではありません。。
 ※北東北には鹿島踊は現存しないようです

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by torira | 2009-09-28 21:26 | お役立ち情報 | Comments(0)

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