もうちょい昔に目を向けて連想妄想

 “七つ物と神楽の縁を強調しすぎそうになって思いとどまった話”を長々として参りました。前回までで、言いたいことは終わり。今回はまあ、蛇足です。

 最後にもう一つ気にかかっているのは、「七つ物」が祭り全体の中でどのような位置にあるかという点です。
 七つ物のモトになっていると思われるものとして、神楽の演目・儀礼を紹介しました。
 このうち、「シットギ舞込み」「シットギジシ」は、権現様=獅子とセットになっています。順番でいうと、七つ物に相当する杵・太刀の舞が演じられてから獅子が舞うということになります。
 もう1つの「御堂入」については、猿田彦が先導する場面があります。この猿田彦は基本的には一緒に踊ることはしません。御堂入がモトになっていると思われる川井村の「御戸入」も、やはり同様に猿田彦が先導しています。
 こうしてみると、「猿田彦」「七つ物」「獅子舞」という流れがあるのかなあ・・・?と思えてきます(まあ、獅子と猿田彦と七つ物が同時に出てくる例というのはちょっと思いあたらないのですが)。そこで連想するのは「王の舞」「田楽」「獅子舞」がセットになった、中世の祭礼です。田楽かあ。 …とまあ、これは単なる思い付きです。

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  あと、「先払い」とか、大日堂舞楽の「もみおし」との関係では、“地方の舞楽”
(実は舞楽を含む祭礼)とのかかわりが気になってきます。虫追い・荒馬・ねぶたと
並行しておこなわれる津軽の「太刀振り」との関係では、御霊会との関係も。いや、
剣舞も七つ物も鹿踊も、「風流」という視点から考え直さないと…
…などなど、ますますわからなくなってきます。

 というわけで、なんだか最後はグダグダでしたね。(おしまい)

 by げんぞう

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by torira | 2009-06-23 19:24 | 芸能 | Comments(2)

Commented by ぜんまい at 2009-06-24 05:53 x
御戸入の、あのテングのおじさんは、「猿田彦」というんですね。
Commented by げんぞう at 2009-06-25 21:37 x
川井の御戸入では「テング」「猿田彦」という両方の呼び方をきいたように思うのですが、どちらの呼び方がメインなのかはよくわかりません。「御堂入」については未確認。県内でも各地で鼻高の赤面に遭遇することはよくあるので、ちょっと名称についても気をつけてみたいと思います。

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