同行弐人

 うちの神楽の「御神楽」という演目は、本来は4名で舞うものです。近ごろは人数がそろわず、2名で舞うことも多くなってきました。ところが2000年に都南文化会館キャラホールでおこなわれた「もりおか郷土芸能フェスティバル」では、2名にも足りなかった…と師匠は言います。
 当時、神楽にまだ入っていなかった私も、舞台袖からその様子を見ていました。プログラムも後半。時間が押しており、待機者たちからイラだちのささやきが聞こえてきます。それにもかかわらず、舞台上では同じ動きが延々と繰り返されていました。
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 「あのときは1人で舞った」。何べんききかえしても、師匠はそう言います。しかし私はあのとき確かに、2人の舞手がゆっくりと舞台を廻る姿を見て「ああ、自分はこの神楽にたずさわることになるんだな」と感じたのでした。

 by げんぞう
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by torira | 2009-04-03 22:36 | お役立ち情報 | Comments(0)

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