ワラと芸能

盛岡市西見前の師匠は、じつはワラ細工の名人だったらしい。ワラジや草履、ツマゴ(ワラの長靴)はいうにおよばず、牛や馬の藁沓(ワラグツ)もよく作ったもんだ、と言われる。
一緒に聞いていた娘さんが「馬のくつ??」と不思議がっていましたが、日本で馬に蹄鉄を付けるようになったのは明治以降。かのイザベラ・バードも「日本奥地紀行」(名著である。東北人はきっと読むべし!)の中で馬のクツに驚いています。
このへんでは昭和時代まではかせていたんだね。牛にもあったというのは知りませんでした。
「作ってみて」とお願いしたけど一蹴されてしまった残念。
稲ワラというのは、不要のように見える外側のやわらかい皮(ミゴなどという)だってげんぞうさんちのエンツコの中に敷いたりするし、なにかと使いでのあるもので、コメのとれなかった中山間部では藁を買ってまでも利用していたと聞きます。
今でもえんぶりにはツマゴが欠かせません。茶屋場えんぶりの場合、ツマゴは久慈市山形町から、い草を使ったかと思われるはばき(すね当て)は一戸町から購入したそうです。

 by.事務局MA
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by torira | 2009-02-20 21:18 | お役立ち情報 | Comments(0)

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